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不思議な音の国と一緒に⑫

  • 執筆者の写真: Harumi
    Harumi
  • 12月15日
  • 読了時間: 2分

進め方を変えてみて、教本に先んじて2音のレガート、重音は

始めても大丈夫ということがわかりました。


「まいにちのゆびのれんしゅう」は、上巻のファルコン辺りで始めています。


「まいにちのゆびのれんしゅう」は2~5音の順次進行のレガートの練習ですが、上巻の内に初めても、大体2音のレガートまでしか進まないと思います。




2音のレガートが入る「黒鍵のマーチ」は(⑦で紹介)もっと前でも弾くことができます。


 

 

 

最初にこの曲で2音レガートをする時は少し大変かもしれません。

ちょうどノンレガートも混ざった曲なので、これと同じように「ニャーオ」の「オ」で

手首から離すのだと私の手の上に手を載せてもらいしている内にできるようになります。

 


「黒鍵のマーチ」の後はレガートの曲は続けて渡してはおりません。


2音のレガートは「黒鍵のマーチ」を生徒さんが自分で弾き続けてくれていたりするので、時々聞かせてもらったり、「ニャーオ」の所だけ弾いたりしてもらっています。


2音のレガートに本格的に入る前には音が一人で読めるようにしておきます。

奏法メインに使った時間を音の読みを強化することに回します。


ここで不思議の上下巻よりも広い音域まで広げます。

どんな音でも読み方が解れば読めるのだと自信を付けてもらえれば良いです。

見た瞬間に読めるところまでは求めません。

 



読譜強化の間は、ノンレガートで1の指を使ったり、黒鍵白鍵が混ざった曲を弾いてもらいます。


そうこうしている内に、ファルコンや上巻の終わり辺りには進みますので、

そこで「まいにちのゆびのれんしゅう」開始。

 

色々と曲を弾いてもらっても、まだ曲が短いこともあり、曲を弾いているだけでは、

思うように手が作れないと思います。


単純なトレーニングはあった方が良いと思いました。





 


 
 
 

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