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不思議な音の国と一緒に⑤

  • 執筆者の写真: Harumi
    Harumi
  • 12月15日
  • 読了時間: 2分

基本的な手の使い方を知ってもらったあとは、鍵盤の場所を覚える必要があります。


不思議な音の国、はじめの一歩にある「スケールワルツ」(ドレミのワルツ)を

まずは私が生徒さんの手を支え弾いてもらいます。


途中から腕、手首、指先に注意を払い一人で弾いてもらったりもします。



「ひげじいさん」の曲もド~ソまで順番に弾きますので使えます。


音は常に順番には進みませんので、いつもドから数えて鍵盤を探す癖がつかないよう

こちらの曲を弾いてもらっています。


小学生でしたら音感が良ければ2回目のレッスンで半分まで弾くことができます。

個人差はありますが、ピアノを始めて1ヶ月以内には皆に弾いてもらっています。


 

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この曲は「はじめの一歩 1」にもあります。


曲っぽいのか、楽しそうに弾く生徒さんが多いです。


実は私も子どもの頃に最初に教えてもらったのがこの曲はでした。

2音同時に弾くやり方でしたが、アクロバティックで楽しかったです。


譜例はノンレガートで始める方法を考えたロシアの名教師アンナ·アルタボレフスカヤ編纂の楽譜です。


挿絵には曲を理解するヒントがあります。2度から3度と離れると、

犬たちがぶつかって喧嘩をしていたものから仲良しな様子に変わって行きます。


単に音の場所だけ覚えてなぞるのではなく、その音程の意味をこの段階で既に意識するのです。

 

 
 
 

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