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不思議な音の国と一緒に⑦

  • 執筆者の写真: Harumi
    Harumi
  • 12月15日
  • 読了時間: 2分

2音のレガートを含んだ曲はイリーナ先生が編纂された曲集を使っています。


最初に渡すのは「黒鍵のマーチ」という曲です。

ほぼノンレガート(正確にはテヌートが書かれています)で、2つの黒鍵をレガートで弾きます。

 

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イリーナ先生はレガートの部分を「ニャーオ」と歌っていらしたので、

そのまま真似をしています。


全体に歌詞があった方が良いと思い、適当に作りました。



Paulaさんの「Moon Dust」も黒鍵の曲ですが、この時は3の指だけでした。


「黒鍵のマーチ」は黒鍵しか使いませんが、234の指を使います。


この曲で2音のレガートをする利点は、2度音程であることです。

隣の音を弾けば良いのです。


はじめの一歩2にも2音のレガートの曲はあります。


「ノームののワルツ」は白鍵ですが2度音程のレガートです。

全音、半音と異なる音程ではありますが。


ところがそれ以外の2度音程の2音レガートは、黒鍵と白鍵が混ざっていたり、

1,5の指を使います。


私の生徒にはちょっと難しいです。

さらに、すぐに3度音程の2音レガートになります。


2音のレガートはスキップの音程は最初は避けたいです。

下巻に入っている生徒は可能だと思いますが、上巻で2音レガートを始めるので、

お猿のスイングがよくわかってからそれはやりたいと考えています。


レガートに入ると、腕の横の動きやスラーの最後で手首から持ち上げることが必要になります。


横の動き以外はノンレガートと同じなのですが、指先の支えができないと手首を使えないので指の練習を渡すことにしました。

 



 
 
 

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