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不思議な音の国と一緒に⑧

  • 執筆者の写真: Harumi
    Harumi
  • 12月15日
  • 読了時間: 2分

曲を弾いているだけでは指の支えや手首を使うことを身に付けるのに時間がかかります。


不思議下巻に短期間で進めると良いのですが、年間のレッスン回数が減ったこともあり、

これまで以上に進まないので、毎日の指の練習として2~5音のレガートの練習をすることにしました。

 

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全て順次進行です。行って帰って来るだけです。


毎日、これを弾いてから曲の練習に入って、と伝えております。


実行してくれているかは分かりませんが、レッスンでもこれを最初にしています。

ウォーミングアップです。


2音が大体上手く弾けるようになったら3音を追加です。

こうして毎日2~5音までのレガートを弾いてもらっています。

 



これを始めたきっかけは、今年の最初の発表会で1年目の生徒さんがものの見事に

鍵盤を触るだけで弾いたことです。


徹底させなければ駄目なのだと思いました。


レッスンの時も注意されてやっと音になる状態でしたので、心配でしたが、

子どもは本番になると普段注意されていることを案外しっかりとやるので、

それに期待した私も甘かったです。

 


この練習を始めて半年経ちました。


効果を感じます。手首は忘れることがまだありますが、スラーの最初にストンと腕を下ろし、指先で支えて弾くことは出来ています。


この練習と同時に、教本以外の2音からのレガートの曲も本格的に始めました。


音域は教本より広いので、読み方の練習をしておく必要があります。

これはノートを使って少しするだけで読めます。


もちろんドレミの順番をどこからでも言えるように、逆からでも言えるようにしておかなくてはいけませんが。


曲は「はじめの一歩2」でも良いと思います。


私はMusical Journey Solo1Aから選んでいます。はじめの一歩と同じ曲もありますが、

Solo1Aの方が幾分易しいので、生徒が驚かないです。


また、不思議の教本は臨時記号のみで書かれていますが、Musical Journeyは調号が用いられていますので、調号が増える順も一気に教えます。

 

 

 
 
 

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