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ジョン・ウィリアムズ
(1932年~ アメリカ)
ニューヨーク出身の作曲家、指揮者、ピアニスト。
これまで、スターウォーズ、ET、インディージョーンズ、ジョーズ、ジュラシックパーク、ハリーポッター、などたくさんの映画音楽を作曲してきました。
アメリカの総合大学で作曲を学び、1952年アメリカ空軍に徴兵(ちょうへい)され、音楽隊で編曲と指揮を担当。3年後に兵役を終えジュリアード音楽院のピアノ科に進学。
大学生の頃からジャズピアニストとして活動し、テレビドラマのサウンドトラックのピアノ演奏をしたり、作曲の勉強をしてハリウッドで音楽を作っていました。
2023年6月公開のインディー・ジョンーズ第5作で引退(いんたい)すると発表していましたが、映画監督(えいがかんとく)のスピルバーグから、スピルバーグの父親が100歳まで働いていた話を聞き、90歳のウィリアムズが「あと10年ある、もう少しやりましょう」と同じく引退予定だったスピルバーグに言い、スピルバーグが「引退する時はいっしょだといつも言っていた。かれが引退しないなら、わたしも引退しない」と二人とも現役を続けることを決めました。
1932年2月8日生まれ
スターウォーズ
インディージョーンズ
E.T.
ハリーポッター
スターウォーズ より メインテーマ
指揮:ジョン・ウィリアムズ
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
遠い昔、はるかかなたの銀河系にある悪の帝国軍シスと善のジェダイの騎士との戦いの話。第1作は1977年公開。
スターウォーズ より 帝国のマーチ(ダースベイダーのテーマ)
指揮:ジョン・ウィリアムズ
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
ダースベーダーは悪の帝国軍の皇帝につかえる者。元はジェダイの騎士。フォースという超能力の暗黒面にとらわれ悪の帝国軍へ。自分の師(先生のこと)であったオビワン・ケノービとの戦いで手足を失い、全身にやけどをおい、サイボーグになりました。実はジェダイの生き残りルーク・スカイウォーカー(主人公)の父。ルークは父親はダースベーダーに殺されたと聞いて育てられました。それが、第2作目でダースベーダーに「わたしはおまえの父だ」と言われショックを受けます。
インディージョーンズ より レイダースマーチ
指揮:サイモン・ラトル
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
考古学者(こうこがくしゃ:人類が残した遺跡を発掘したり研究する人)の冒険物語。
ジョーズ より メインテーマ
1975年の映画。人を襲う(おそう)巨大なサメとそれに立ち向かう人間とのたたかいの話。海中にサメが現れるシーンでこの音楽が流れ、せまりくる恐怖を表します。
ハリーポッター より ヘドウィグのテーマ
イギリスの魔法使いの少年ハリー・ポッターが、やみの魔法使いヴォルデモートと戦う物語。ヘドウィグはハリーのペットだった白いフクロウ。
この曲の最初に使われているのはチェレスタという楽器です。
チャイコフスキーの「こんぺいとうのおどり」にも使われています。
E.T.より フライングテーマ
指揮:ジョン・ウィリアムズ
ボストン・ポップス・オーケストラ
1982年の映画。地球にとりのこされた宇宙人(うちゅうじん)E.T.と地球の10歳の少年エリオットとの交流をえがいた物語。最後はE.T.をむかえにきてくれた宇宙船でE.T.は無事に宇宙にもどれますが、宇宙船が来る約束の森までE.T.を自転車にのせて走るエリオット。友人たちといっしょに自転車で走ります。警察や大人たちがE.T.をつかまえようと追いかけてきます。つかまりそうになった時にE.T.は空中に自転車ごと浮かび上がらせます。その時の音楽がこの曲です。
日本では「もののけ姫」に抜かれるまで、映画館でお客さんが最も多く見た映画1位でした。
オリンピック・ファンファーレ
指揮:グスタヴォ・ドゥダメル
1984年のロスアンゼルス・オリンピックのファンファーレ。
オリンピック史上、まれにみる名曲。ウィリアムズは、映画音楽だけではなく交響曲や協奏曲といったクラシック音楽も作曲しています。
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